「元なるもの」につながる7日間——人生クエスト 2026年8月 開催レポート
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更新日:22 時間前

2026年7月末、スイスでも人生クエストが開催されました。
そして8月10日から16日まで、鈴鹿のAZ-One Quest Centerでも、人生クエストが開かれました。
今回、日本での開催には8人が集まりました。
年齢も背景もさまざまな8人が、一つ屋根の下でともに暮らしながら、自分の内側をじっくりと見つめていく7日間。
今日は、参加者の感想から見えてきたことを紹介したいと思います。
■ 頭で探すか、いのちで感じるか
クエストの初日、多くの人が「正しい答え」を外に探そうとしていました。
ある参加者は、「どうすべきか」という問いを、ずっと頭の外側に探していたと振り返ります。
人見知りも重なって、体がこわばっていた。それが対話を重ねるうちに、少しずつゆるんでいったといいます。
「いろんなことが、元なるものにつながるだけで、解消してしまう、解決してしまう。その力に驚いた。」
何でもいい、成っても成らなくても、どちらでもいい。そう思えたとき、安心と楽さが生まれ、現れてくるものは「単に現れたものに過ぎない」と眺められるようになったといいます。
「痛みを取ることや病気を治すことよりも、心身がどんな状態であっても、自分の中に生命を支えている力がずっと働いていること。そのことをしっかり伝えていくことの大事さを、改めて感じた。」
■ 恐れの奥にあった、生きるための知恵
ある参加者は、なぜ自分が「外にある考え」を正しいとして、それをやろうとし、自分や他人を責めてしまうのか、そのメカニズムが少しずつ見えてきたと語ります。
「そこには無意識の恐れ、自分勝手にやってはいけない、まわりを優先しないと仲間に入れてもらえない、居場所がない、孤独……という恐れがひそんでいる。」
弱いことは恥ずかしいことではなく、弱さを認め、さらけ出し、助け合いながら生きるのが、自然な姿なのかもしれない——そう感じたといいます。
「弱さがきずなにつながっていくって、すごく心地良い感じがした。安心・幸福は、外ではなく、足元、自分の中にあった。」
■ ブラックボックスの中にあったもの
正解を探そうとする自分に気づいた参加者もいました。
「上」に意識が向かうと、考え、迷い、葛藤ばかりが浮かんでくる。
けれど大切なことは外にはなく、頭で決めつけることでもない——そう気づいていきます。
「私の本心は?心底は?その元なるものは?——そこには私が私に向かって成長するための願いや力があるはず。目をかけてみる。どんな感じか、下に向かって聴いてみる。」
「私の人生を選択する権利は、私にしかないんだよなと気づいてみる。私はどうしたい……」
別の参加者は、クエストの中で湧いてくる「特別でありたい」という願望を、ただ眺められるようになったと話します。
以前は、そういう思いが湧くたびにうんざりしたり悲しくなったりしていた。
けれどそれは、自分の中の小さな子どもを、いじめているのと同じことだったのだと気づきます。
小さい頃に見てもらいたかった気持ちの裏返しだったのかもしれない——そう聞いて、深く腑に落ちたといいます。
それからは、まだこんな部分があるんだなと気づくたびに、「しょうがなかったよね。大変だったんだよね。」と、内なる子どもに声をかけるようになったそうです。
「エゴ(表層部)から生きるのと、真我のようなところから生きるのとでは全然違う。今回、それがまさに図解され、メインテーマになっていて、何度も何度も、その大切さを実感させてもらった。」
また、ある参加者は、長年抱えてきた「疎外感」に、はっきりと向き合った6日間でした。頭で考えて出てくる言葉は、素直な本音ではなく、愚痴やもやもやだった。
今回、コースの中でそれを場に出したことで、自分の中にあった傷の深さに、あらためて気づいたといいます。
「時空を超越した、無限エネルギー、天のことわりに突き動かされていたことが、腑に落ちて、フッと軽くなる。過去から今。はるか太古の昔から、今に続く、脈々と流れている、普遍的なもの。その絶対的安心。」
■ 命のきらめきを味わう
また、ある参加者は、この7日間で出会った8人のことを、こう振り返っています。
「一瞬一瞬の私の選択と、私に関わる人たちの一瞬一瞬の選択の結果、この場に連れてきてもらった。そんな人たちが、今回は8人集まった。」
自分の中に、ずっと「私」であろうとする、命のエネルギーのようなものがある。それは常に深いところで、一番よくなるように働いてくれている——過去の傷や痛みが治るように、必要なところへ導いてくれている、と感じたといいます。
「すべての命がキラキラと、きらめいてたなーーー」
■ 「その元なるもの」とのつながりに、感謝を込めて
7日間を終え、ある参加者はこう綴っています。
「人生における様々な現れの元には、自分自身であり続けようと働き続ける生命力が一貫して存在している。その元なるものに、まなざしを向け、声をかけ続けていくことで、これまで弱かったつながりが、太く、深くなっていく。」
「私にとっての最幸の人生とは、その元なるものとつながりながら、周囲の存在の心からの喜びと感応しあう人生。」
「このタイミングで人生クエストを開催いただいたことに、心から感謝しています。場を共にした仲間がいてくれたおかげで、これからの人生を力強く歩んでいくきっかけがつかめました。」
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7日間、参加者一人ひとりが、頭で考えた「正しさ」ではなく、自分の内側にずっとある「元なるもの」に、あらためて出会っていきました。
過去の痛みも、恐れも、否定せず、ただそこにあるものとして見つめていく。
すると、そこから自然と、本心・願い・心底が顔を出してくる——そんな7日間だったように思います。




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